いかがお過ごしでしょうか。東京恩寵教会協力牧師の千ヶ崎基です。今日も、神様の御言葉に聞きたいと思います。
詩編6編7〜8節に次のような言葉があります。
「わたしは嘆き疲れました。夜ごと涙は床に溢れ、寝床は漂うほどです。苦悩にわたしの目は衰えて行き、わたしを苦しめる者のゆえに、老いてしまいました。」
自分は何か過ちを犯し、心に自責の念がある。病気で心も体もボロボロになっている。自分を苦しめる人が近くにいて自分ではどうしようもない。自分の生き方、身体的なこと、人間関係のこと、こうした悩みが積み重なって、毎晩涙を流しながら寝ている。詩編6編を書いた詩人はそれほどまでに憔悴しています。
その中で「主よ、怒って私を責めないでください、憤って懲らしめないでください」、「主よ、憐れんでください」、「主よ、立ち返り、私の魂を助け出してください。あなたの慈しみにふさわしく、私を救ってください。」と願うのです。神様なら私の声を聞き届けて救ってくださるはず。そのように信頼しているのです。
人生において大事なことは、信頼できる何かがあるかどうかです。自分に間違いがあっても、自分が窮地に立たされていても、いつも味方でいてくださるのが、聖書の神様なのです。