ご機嫌いかがですか?川越教会の木村恭子です。
イエスはある時、弟子たちに「あなたがたはわたしを何者だと言うのか。」(マルコ8:29)と質問なさいました。 その時ペテロが「あなたは、メシアです。」と答えました。それは正しい答えでした。しかし、同時に大きな誤解もしていました。彼は、イエスがこの世的、政治的な力を発揮して国を再建してくれるメシアと考えていたのです。もっとも、これは当時多くのユダヤ人が抱いていた期待でもありました。
弟子たちは、イエスのおそばで仕え、話を聞き、お働きを見ました。ですから、イエスがどんな方か、よくわかったはずです。けれど実際はどうだったでしょうか?彼らはイエスに自分たちの期待を押し付けていたのかもしれません。お会いしたから、話をしたから、一緒に過ごしたからといって、イエスがわかる、というわけではないようです。
みなさんにとって、「イエスはどのような方でしょうか。」 どのような方として、イエスと出会っておられるでしょうか?
まずは、先入観や、自分の価値観、この世の常識、といったものを捨てて、イエスにまっすぐ向き合ってみてください。聖書を通して、日々の祈りの中で、あなた自身の歩みの中で。そうすることで、少しずつイエスという方が見えてくるはずです。