いかがお過ごしでいらっしゃいますか。江古田教会の浅野正紀です。今日も、聖書の言葉に共に耳を傾けましょう。今週は、私たちの救い主であるイエス・キリストについて考えています。
使徒パウロは、ローマの信徒への手紙8章34節でこう記しています。
「だれがわたしたちを罪に定めることができましょう。死んだ方、否、むしろ、復活させられた方であるキリスト・イエスが、神の右に座っていて、わたしたちのために執り成してくださるのです。」
イエス・キリストは、十字架の死後、3日目に復活し、40日間、弟子たちを教え、天に上げられました。「復活して、天に上げられた」とは、この地上から見えなくなり、神の下に行かれ、今もそこで生きて働いてくださっているということです。
イエス・キリストは、今も天の神の右に座って、私たちのために執り成してくださいます。「神の右に座る」とは、イエス・キリストが神の権威と力を持っておられることを意味しています。イエス・キリストは、神の権威を持って、私たちを愛し、今も守ってくださいます。天の神の右におられるイエス・キリストが私たちの味方であり、私たちの良き理解者となってくださいます。私たちは、何を行うにしても、この天の神の右におられるイエス・キリストの守りと愛の中で行います。ですから、すべてを神に委ねて、何も恐れる必要はありません。