いかがお過ごしでしょうか。羽生栄光教会の村田寿和です。
聖書は、イエス・キリストを信じて、洗礼を受ける人には、神の霊、聖霊が与えられると教えています。聖霊は父なる神の霊であり、私たちを神の子としてくださる霊でもあります。
新約聖書のローマの信徒への手紙8章14節、15節にこう記されています。
「神の霊によって導かれる者は皆、神の子なのです。あなたがたは、人を奴隷として再び恐れに陥れる霊ではなく、神の子とする霊を受けたのです。」
神の子とする霊、それは「あなたは、わたしの愛する子である」と言ってくださる父なる神の霊であります。聖書には、イエス様が公に救い主としての活動を始められたとき、天が開いて聖霊が鳩のように降り、「あなたはわたしの愛する子、わたしの心に適う者」という声が天から聞こえたと記されています。(ルカ3:22)
父なる神様は、私たち一人一人の心に、「あなたはわたしの愛する子、わたしの心に適う者」と語りかけてくださいます。私たち一人一人をイエス様と同じ「愛する子」と呼び、「あなたはわたしの心に適う者」だと言ってくださるのです。それゆえ、私たちは大胆に神様を「父なる神様」と呼び、祈ることができるのです。神様の方から、「あなたはわたしの愛する子だよ。」と言ってくださいますから、私たちは「天の父なる神様」と呼び、祈ることができるのです。