いかがお過ごしですか。船橋高根教会の牧師の小峯明です。
わたしたちには欲しいものが沢山あるでしょう。物が欲しければお金があれば大抵のものは手に入ります。ですから、わたしたちはお金を欲しがります。しかし、そのような態度はみっともないので、口にすることはありません。
また、お金で手に入らないものもあります。恋人との楽しいひと時や、彼や彼女の将来の夢を聞くこともわたしたちの心を満たします。ですから、わたしたちは自分のために様々なものを求めます。すべてはわたしたちのためです。しかしそこには自己中心の欲望しかありません。
そしてそれらのものは簡単には手に入りません。また欲望にはきりがないので、もっともっとあれも欲しい、これも欲しいとなります。しかしながら、イエス様は、何よりもまず「神の国と神の義を求めなさい。」と言われました。そうすれば必要なものを神様は加えて与えてくださると約束をされました。(マタイ6:33参照)
神の国とは、神様と共に生きるところです。わたしたちがイエス様の教えを聞いて、イエス様を救い主と信ずるならば、神様と共に生きる者とされます。神の義とは、神様がこの世界に正義を実現してくださることです。わたしたちは自分たちの欲望だけを求めてしまいますが、それを止めて、神様の正義の実現を求めます。そうすると、日々のわたしたちの悩み事は吹き飛びます。
すべては神様が備えてくださいます。神様を心の中心に置きましょう。イエス様の教えに耳を傾けて、神と共に歩みましょう。そうすれば、生活の必要も、心の必要もすべて神様が備えてくださることを知ることができます。自分中心の生き方から、神様中心の歩みに切り換えましょう。