ご機嫌いかがですか、千葉県八千代市にあります勝田台教会の牧師をしております、坂井孝宏と申します。
クリスチャンは天に国籍をもつ天国人なのですが、そういう天国人のボキャブラリーを身につけていただくと、体も魂も新しくされていきます。
今日皆さんに紹介しますのは、「感謝」という言葉です。天国人はよく「感謝します。」こういう風に言います。例えば私はメールを送る時などには、いつも最後に、「感謝して、坂井」とこういう風に書くようにしております。もちろん、感謝という言葉は日本人でも普通に使いますね。天国人はどこが違うかといえば、どんな時も感謝は神様に対してなされるものだからです。
以前にこんなことがありました。教会のお仕事を丁寧にしてくださる方に、ありがとうございますとお礼を言いましたら、これは神様のための奉仕ですから、お礼を言っていただくのは筋違いですよと言われました。なるほど、確かにそうだと思いました。
それ以来私は、そういう時には、あなたと共に働くことができることを神様に感謝しますと言うようにしています。パウロという人も、フィレモンという人への手紙に、こういう風に書きました。「わたしは、祈りの度に、あなたのことを思い起こして、いつもわたしの神に感謝しています。」(フィレモン4節)
尊い出会いを与えて下さる神に心から感謝して、神が与えて下さった方だからこそ、その存在を本当にありがたいなと大事に大事にして、その人のために祈るのですね。そういう天国人の人間関係を、私はすてきだと思っているのです。