いかがお過ごしですか。新浦安教会の芦田高之です。
以前、南アフリカに行ったときのことです。ある広い野生動物保護地区で夜を過ごしました。保護されている野生動物の鳴き声が、どこからともなく聞こえてきます。とても静かな、静かな夜でした。
人工的な光がほとんどない、暗闇に私はつつまれました。広大に広がる草原から、少し目を上に向けると、大きな夜空が広がっていました。「これが夜空というものなのか…。」そう私は思いました。
私は首が痛くなるのも気付かず、アフリカに広がる夜空の真上を見上げたまま、数分過ごしました。目が暗闇になれてくると、星の数がだんだんと増えてきます。
私は思いました。「今見ている星の光の中には、何万年前に、あるいは、何億年前に、ぴかっと光った光がある。その光が、今私の目に届いているんだ。宇宙って、どのくらい広いんだろうか。この宇宙を作った方って、いったいどんな方なんだろうか。」大きな夜空を眺めながら、この宇宙を造った神様のことを思いました。
聖書の詩編19編にこういう言葉があります。
「天は神の栄光を物語り、大空は御手の業を示す。
昼は昼に語り伝え、夜は夜に知識を送る。
話すことも、語ることもなく、声は聞こえなくても、
その響きは全地に、その言葉は世界の果てに向かう。」
神様は、夜空を通しても御自身のご存在を示しておられます。