皆さんお元気にお過ごしですか。私は茨城県つくば市東谷田部東中斜め向かい、筑波みことば教会牧師の小堀昇です。どうぞよろしくお願いいたします。
聖書は次のように語ります。「わたしの名のためにこの子供を受け入れる者は、わたしを受け入れるのである。私を受け入れる者は、わたしをお遣わしになった方を受け入れるのである。あなたがた皆の中で最も小さい者こそ、最も偉いものである。」(ルカ9:48)
誰がいちばん偉いか。古今東西、人の集まる所では、この議論は有形無形に起こるのが、私たちの社会です。
イエスの弟子たちもそれは例外ではありませんでした。誰がいちばん偉いかを話し合いながら、その実、実は自分が偉いんだと各自が結論を出している、そんな彼らの心の内を見抜き、イエスは一人の子供の手を取り、ご自分の傍らに立たせて、そして言われます。「わたしの名のためにこの子供を受け入れる者は、わたしを、そして父なる神を受け入れるものだ。」イエス様はこのように言われるのです。
「あなたがた皆の中で最も小さい者こそ、最も偉い者である。」このように語られたイエス様は、子ろばに乗り、エルサレムに入場され、弟子たちの足を洗い、十字架の死に至るまでまで従われました。そして最も小さく低くなられた、まことの神であられました。それ故にイエスは復活をされ、神の栄光の右の座に高く上げられていきました。
私たちの人生も同じだと思います。どうか、イエス様を見上げて、謙遜に、へりくだって、小さな者となって歩んでいきましょう。実はそのような者こそ、イエスは「この世界で一番偉い者なのだ。」そのように称賛して下さるのです。