ご機嫌いかがですか。所沢ニューライフ教会の玉井宣行です。
イエス様の弟子であったパウロは、聖書の中で語りました。「わたしは弱い時にこそ強いからです。」と。私たち人間の基準では、「弱い時にはその弱さを嘆き悲しむ。そして何とか自分の力で強い者になろう。」と考えます。また「強い時にはその強さを誇り、弱い者を従えよう。」と考えます。
パウロもまたイエス様に出会う前は強い人でした。自分が最も神様のことを良く知っていると自負していたのです。そしてイエス様を信じる人々を迫害し、投獄していたのです。
しかし、イエス様はパウロがまさに迫害をしていたその時にパウロに近づき、真昼時に太陽よりも明るい光で彼を地面に打ち倒したのです。彼は目から鱗のようなものが落ちるまで、視力を失った状態に置かれました。この時パウロはイエス様の力によって人間の弱さを教えられたのでした。
人間を造り、イエス様を十字架にかけることによって人間の罪を赦し、そのイエス様を死者の中から復活させる力とはどのような力なのでしょうか。パウロは近づいて来られたイエス様に出会うことによって、神の力を実感したのです。そして自分もまたイエス様の復活の力によって、イエス様を信じる新しい人に変えられたのです。
今もイエス様はあなたに近づいておられます。自分の弱さをイエス様に告白する時、イエス様は復活の力によってあなたを強くしてくださるのです。