ご機嫌いかがですか。所沢ニューライフ教会の玉井宣行です。
イエス様には12人の弟子がいました。彼らは様々な仕事をしていた人たちでした。その中に徴税人という税金を集める仕事をしていたマタイという人がいました。イエス様は通りがかりに、マタイに目を留め、「わたしに従いなさい」という言葉をかけられました。するとマタイはその場で立ちあがり、徴税人の仕事を捨てて、イエス様の弟子になったのでした。
マタイは自分の心がイエス様の言葉によって変えられたことを喜びました。彼は自宅にイエス様を招き、さらには同業者である徴税人をも招いて、一緒に食事をしたのです。
一方で周りの人々は、多く集めて差額を自分の懐に入れていた徴税人を、罪人と同様に見なして大変嫌っていたのです。それにもかかわらず、イエス様は、ご自分から徴税人マタイに近づき、「私に従いなさい」という言葉によって、彼の心をイエス様に従う者へと変えられたのです。
私たちは徴税人のような罪を犯してはいないかもしれませんが、イエス様に背を向けたいという罪の心を持っているのです。イエス様はそのような私たちにご自分から近づいて来られます。そして聖書を通して、「わたしに従いなさい」と語っておられるのです。その言葉を受け入れ、イエス様へと向きを変える時、私たちもまた、マタイと同じように新しい心で再び立ち上がることができるのです。