おはようございます。今朝もお元気でお目覚めですか。ラジオ牧師の山下正雄です。
イエス・キリストは「わたしは良い羊飼いである。」とおっしゃいました。ご自分を信じる者たちを羊に例え、その群れのリーダーとして、ご自分を羊飼いに例えた言葉です。
キリストはご自分の周りに集まる人々を猛獣のような凶暴な存在としてではなく、羊のようなか弱い存在としてご覧になっていらっしゃいます。その眼差しは、決して人々を弱い存在として見下しているのではありません。そうではなく、深い慈しみと愛の眼差しで、人々をご覧になっていらっしゃいます。キリストは助けを必要としている人々を心から受け入れてくださるお方です。
そして、ご自分を羊飼いに例えたキリストは、「良い羊飼いのしるしは、羊のために命を捨てる点にある。」とおっしゃいます。事実、イエス・キリストは人々を罪から救うために、ご自身の命を差し出されたお方です。聖書が説く中心的な教えは、この点にあります。
もし、良心の呵責に堪えられない思いで苦しんでいらっしゃる方がおられますならば、どうぞ、その苦しみをイエス・キリストにゆだねてください。良い羊飼いであるキリストがその苦しみを担ってくださいます。
今日の聖書の言葉…「わたしは良い羊飼いである。良い羊飼いは羊のために命を捨てる。」ヨハネによる福音書10章11節