いかがお過ごしでしょうか。羽生栄光教会の村田寿和です。
今朝も聖書の御言葉に耳を傾けましょう。
「わたしの子たちよ、これらのことを書くのは、あなたがたが罪を犯さないようになるためです。たとえ罪を犯しても、御父のもとに弁護者、正しい方、イエス・キリストがおられます。この方こそ、わたしたちの罪、いや、わたしたちの罪ばかりでなく、全世界の罪を償ういけにえです。」(1ヨハネ2:1-2)
聖書は、イエス・キリストを信じる人はすべての罪が赦されていると教えています。しかし、それはイエス・キリストを信じる人が罪を犯さないということではありません。イエス・キリストを信じていても、罪は残っており、日ごとに罪を犯してしまうのです。
では、ひらきなおって、私たちは罪を犯すべきでしょうか?決してそうではありません。
聖書は、「あなたがたが罪を犯さないように」と記しています。イエス・キリストを信じる人であっても、罪が残っており、罪を犯してしまうと記すのは、私たちが罪を犯さないためであるのです。
そして、私たちが罪を犯したときは、御父のもとにおられる弁護者、正しい方、イエス・キリストに心を向けよ、と記すのです。イエス・キリストを信じていても、日ごとに罪を犯してしまいます。しかし、そこで「もうだめだ。」と思うのではなくて、日ごとにイエス・キリストの御名によって罪を告白するのです。そのようにして、イエス・キリストを信じる人は、日ごとに罪を犯しながらも、日ごとに罪の赦しをいただいて、神様との命の交わりに生きることができるのです。