ご機嫌いかがですか。牧師の豊川修司です。
今日は「洗礼への道」のお話です。求道者は無事に洗礼試問会をパスしました。試問会の間、待っていた教会員たちは、合格を聞いて大喜びでした。ある方は涙を浮かべて喜んでいました。
多くの求道者はクリスマス礼拝で洗礼を受けます。クリスマスは「わたしのためにイエス様はお生まれになった」と、信仰を確認する日でもあるのです。
いよいよクリスマス礼拝が始まり、続いて洗礼式の始まりです。賛美歌247番(檻を離れ)という讃美歌の後、「父と子と聖霊の名によって汝に洗礼を授く」と牧師が三度頭に水を垂らし、洗礼を授けます。受洗者の顔は、したたり落ちる水と感激の涙で濡れています。更に洗礼の後に歌う賛美歌399番「わが君イエスよ」と歌っている間、一同は喜びのあまり涙にむせ、目頭を押さえながら喜びに満たされます。洗礼式は最高の喜びの時です。
洗礼は、羊の管理人が迷ってしまった羊を、ようやく捜し出して、教会と言う神の国に戻すことです。
ルカによる福音書15章6節、「家に帰り、友達や近所の人々を呼び集めて、『見失った羊を見つけたので、一緒に喜んでください』と言うであろう。」と語っています。
教会に求道者が見えたら、牧師自らが声を掛け、動機を聞いてください。求道者は神の宝なのですから。