いかがお過ごしでいらっしゃいますか。今週一週間、番組を担当させていただきます、東京都中野区にあります江古田教会の浅野正紀です。一週間、どうぞ宜しくお願いいたします。
今週は、旧約聖書に登場する人物をとりあげたいと思います。今日は、ノアをとりあげます。
ノアは、神さまに従う人物でした。ノアの時代、人々は、罪に堕落し、地上では、不法が満ちていました。神さまは、心を痛められ、御自身に従うノアとその家族以外、地から滅ぼすことを決められました。神さまは、ノアとその家族を救うため、ノアに箱舟をつくるように命じました。
神さまは、地上に40日40夜、雨を降らせ、罪を犯し続けた人々を洪水によって滅ぼされました。ノアとその家族だけは、神さまに命じられた通り、箱舟に乗っていたため、洪水から逃れることができ、生かされました。神さまは、ノアとその家族に、「二度と洪水によって肉なるものがことごとく滅ぼされることはなく、洪水が起こって地を滅ぼすことも決してない」と約束してくださいました。
神さまは、この世界を滅ぼさないことを約束してくださいました。そして、この約束のしるしとして、雲の中に虹を置いてくださいました。神さまは、こう言われます。創世記9章16節のみ言葉です。
「雲の中に虹が現れると、わたしはそれを見て、神と地上のすべての生き物、すべて肉なるものとの間に立てた永遠の契約に心を留める。」