ひたちなか教会の小宮山裕一です。聖書の言葉に耳を傾けましょう。
聖書の大切な教えに、十戒と呼ばれるものがあります。漢数字の十に戒めと書いて、十戒です。十戒を読むと、確かに「何々してはならない」とありますので、私たちを戒めているようにも思います。しかし、十戒の精神はただの戒めではありません。
十戒の一つ目は「あなたには、わたしをおいてほかに神があってはならない。」(出エジプト20:3)という教えです。
わたしをおいて他に神があってはならない。この教えを聞いたとき、なんと心の狭い教えだと思われるかもしれません。他の神を認めないなんて乱暴だと思うかたもおられるでしょう。
この教えは、他の神を退けなさいということが中心ではありません。そうではなくて、聖書が教える本当の神様を信じるのであれば、それ以外の神様は必要ない、ということです。
この教えは、もし、聖書の教える神様を信じるのであれば、他の神を求めなくなるだろうという神様からの一つのチャレンジです。神様は、私たちに必要なことを全てご存知です。その神の愛をしったのであれば、他の神を求める必要はない。それほどに、神の愛は大きく、私たちを包み込むものなのです。
このお方の愛をしったのであれば、他の神を求めなくなる。それほどまでに、神の愛は完全なのです。