いかがお過ごしですか。新浦安教会の芦田高之です。
今日のあなたはどんな状況でしょうか。あまり楽しくないかもしれませんね。つらいことがおありかもしれませんね。そんなあなたに聖書の言葉をお届けします。
聖書に詩編という書物があります。神様への祈りや嘆きがまとめられている書物です。詩編の42編10節11節をご紹介します。
「わたしの岩、わたしの神に言おう。『なぜ、わたしをお忘れになったのか。なぜ、わたしは敵に虐げられ、嘆きつつ歩くのか。』
わたしを苦しめる者はわたしの骨を砕き、絶え間なく嘲って言う、『お前の神はどこにいる』と。」
この人は敵に虐げられています。この人を苦しめる者はこの人の骨を砕き、体も心も痛めつけます。
あなたもそんな敵に痛めつけられているかもしれませんね。その敵は、病気という手ごわい敵かもしれません。あなたの肉も骨も心も、病気という敵によって、弱り衰えているかもしれません。
そんなとき私たちは思うのです。「神様は私のことをお忘れになってしまった」と。この詩編の作者もそう言っています。
でも、この人は、「なぜ、神様、わたしをお忘れになったのか」と言いつつ、神様への信頼は失っていないのです。この人は、こう言っているからです。「わたしの岩、わたしの神に言おう」と。
岩は動かない安心できる土台です。神様は私にとってそんな方です。あなたのことも決してお忘れになっていません。
どうか神様に話しかけてみてください。「わたしの岩、わたしの神よ」と。どんなつらい思いも神様は受け止めてくださいます。