今日もお元気にお過ごしですか。三郷教会の持田浩次です。
イエス様の国、イスラエルのあいさつは、「シャローム」と言います。これは、「平和」という意味です。
イスラエルの歴史は、昔も今も、何度も平和がこわされた歴史でした。イスラエルの都エルサレムも、神様の平和という意味があります。
神様の平和は、平和の君として来られたイエス・キリストによって、この世界に与えられました。
イエス様こそ、神様と人との平和を与えてくださり、そこから人と人との平和を与えてくださるお方です。
イエス様は、十字架にかけられて死なれてから、3日目の朝に復活されました。その日の夕方、弟子たちは、ユダヤ人を恐れて、自分たちのいる家の戸に鍵をかけていました。とても不安な気持ちでいっぱいだったと思います。
その不安な心でいっぱいだった弟子たちの真ん中に、イエス様が来られて、「あなたがたに平和があるように」と言われたのです。
私たちにも、不安な気持ちでいっぱいな時があります。心の鍵をしめて、人から自分を守ろうとします。
そのような不安と恐れの真ん中に、イエス様は来てくださいます。そして、あなたに声をかけてくださいます。「平和があるように」。
イエス様は、どんな不安や心配があっても、あなたと共にいてくださいます。そして、心に入ってきて、平和を満たしてくださいます。
今日の聖書の言葉。イエス・キリストの言葉。「イエスが来て真ん中に立ち、『あなたがたに平和があるように』と言われた。」ヨハネによる福音書20章19節