持田浩次（三郷教会牧師）

メッセージ： 揺るがない人生の土台

　今日もお元気にお過ごしですか。三郷教会の持田浩次です。
　今日は1月17日、22年前の朝、阪神・淡路大震災が起きた日です。今もその悲しみと影響を受けている方々に、神様の慰めをお祈りいたします。

　神戸に住んだことのある私には、テレビに映る被害の様子に、心が痛み、いてもたってもいられませんでした。それまで当たり前のように考えていた暮らしが、大きく揺さぶられました。水が飲めること、電気が使えること、家族や友だちがいつものようにいることが、当たり前ではないということを知らされました。
　何気ない日常がとてもありがたく感じ、とても大切だと知りました。

　そして、自分の人生の土台を、もう一度見つめなおす機会となりました。それは、東日本大震災でも同じです。

　私たちの人生の土台は何でしょうか。経済的な安定でしょうか。健康でしょうか。会社や学校、地位や財産、どれも大事なものですが、人生の土台にはなりません。
　決して揺らぐことのない土台、永遠に変わることのないものこそ、だれもが求めているものだと思います。
　神様こそ揺らぐことのない人生の土台です。
　あなたも、神様を人生の土台としてください。

　今日の聖書の言葉。「神はわたしたちの避けどころ、わたしたちの砦。苦難のとき、必ずそこにいまして助けてくださる。わたしたちは決して恐れない。地が姿を変え、山々が揺らいで海の中に移るとも。海の水が騒ぎ、沸き返り、その高ぶるさまに山々が震えるとも。」詩編46編2節〜4節

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