お元気にお過ごしですか。三郷教会の持田浩次です。
弟子のペトロがイエス様に尋ねました。「兄弟がわたしに対して罪を犯したなら、何回赦すべきでしょうか。7回までですか。」
自分に人が罪を犯したら、何回まで赦すべきかと言う質問です。
その頃の指導者たちは、3回までと教えていました。ところがイエス様は、「7回どころか7の70倍までも赦しなさい」といわれたのです。
聖書では、7は完全をあらわす数字です。ですから、「7の70倍までも赦しなさい」というのは、どこまでも何度でも赦しなさいと言う意味です。
何度でも赦しなさいと言われると、だれでも難しく思うでしょう。私たち人間には、そこまでは無理だと思います。
けれどもこれは、イエス様の赦し方をあらわしています。イエス様は私たちの罪を何度でも、いつまでも、どんなことでも赦してくださいます。
イエス様は、ご自分があざけられ、両手両足に釘を打たれ、十字架につけられても、「父よ、彼らをお赦しください。自分が何をしているのか知らないのです」と祈られました。
私たちは日々神様の心に反することを考えたり言ってしまいますが、イエス様は何度でも私たちの祈りを聴いて赦してくださいます。
あなたの心に、赦されたいと思うことがありますか。もしありましたら、心の中でイエス様に祈ってみてください。イエス様はきっと赦してくださり、心を軽くしてくださいます。
今日の聖書の言葉。イエス・キリストの言葉。「父よ、彼らをお赦しください。自分が何をしているのか知らないのです。」ルカによる福音書23章34節