お早うございます。仙台教会の元牧師、首藤正治です。
今朝はマタイによる福音書4章にある、主イエスが悪魔に誘惑された出来事からお話しします。
悪魔は実に巧妙ですね。主イエスが40日40夜断食して、空腹と戦っているその時に、
「お前がほんとに神の子ならば、つまり、神の力があるなら、石をパンに変えて食べたら、空腹なんかにならない。」と誘惑したのです。
勿論、主イエスが悪魔の誘惑に引っかかることなどありえませんが、私たちが誘惑された場合、どう対応して乗り切れば良いのかを模範を示して教えてくださろうとしたのです。
だからもう一度、御言葉を見ますと、「人は、神の口から出る言葉で生きる。」「あなたの神である主を試してはならない。」「あなたの神である主を拝み、ただ主に仕えよ。」という、神の言葉で撃退されていますね。
つまり、主イエスは私たちに、信仰によって生きるとは、神の言葉によって生きること、それは主イエスに従って生きることだと教えておられるのですね。
私たちも主イエスの御言葉に親しみましょう。