お早うございます。仙台教会の元牧師、首藤正治です。
今月は、福音書の中心的なテーマである、「イエスとは、どういう方なのか」についてお話しします。
マタイによる福音書の1章を見ますと、イエスはマリアから生まれたメシアだとありますね。
メシアとは、油注がれた者、つまり、神の特別な使命に選ばれ、召された、救い主という意味です。この点からも、イエスは父ヨセフと母マリアから普通に生まれた方とは違ったのですね。そうです。聖霊によって生まれた方なのです。
旧約聖書のサムエル記下7章を見ますと、万軍の主が預言者ナタンに対して、ダビデにこう言いなさい、という言葉があります。
「あなたが(すなわちダビデが)生涯を終え、先祖と共に眠るとき、あなたの身から出る子孫に跡を継がせ、その王国を揺るぎないものとする。」(12節)
この預言から分かったことは、イエスは神の国の王となられる方だということです。
どうか皆様も福音書を通して、「イエスがどういう方なのか。」を一つ一つ読み取り、学び取って、御言葉の恵みに与かって下さるようにお勧めします。