おはようございます。仙台教会の風間義信です。
秋分の日を迎え、これからは今まで以上に、日に日に昼の長さが短くなっていくことを感じることになるのかもしれません。それと共に、夏の疲れが出てくる頃ではないでしょうか。
ある時、イエス・キリストは、「疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう。」(マタイ11:28)と言われました、これは何も体の疲れにかぎったことではありません。毎日の生活の中で起こるいろいろな出来事や、やらなくてはならない課題、それらが大きいほど、私たちのかかえる疲れも相当なものだと言えるでしょう。
でも、それ以上に、私たちを疲れさせていることがあります。それが先ほどの言葉を語られたイエス・キリストと離れていることから出てくる疲れです。聖書はそれを「罪」と呼んでいます。これは必ずしも人間の作った法律に違反した犯罪ということではなく、神の教えからはずれていることです。そして、そのことに気付いていないことがこの罪というものです。
そこで、「疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう。」と招かれています。本当に必要な休みは、その罪から解放されることです。それができる方は、ただただイエス・キリストお一人です。この休みに生かされて、生き生きと生かされていく、それこそ聖書が約束する喜びであり、平安です。