おはようございます。仙台栄光教会のイ クンベです。
創世記28章には兄エサウの祝福を奪って逃げ、ハランに向かっていたヤコブが人里離れた場所で石を枕にして夜を明かす話があります。
この時ヤコブはどのような心情だったのでしょうか。ハランでどんな生活が待ち受けているのか、親の元へ再び戻れるのか、未来への不安と寂しさで、胸が苦しくはなかったでしょうか。
ところが、そんなヤコブに神は訪ねて来られ、「私はあなたと共にいる、あなたがどこへ行ってもあなたを守る。」と約束されます。神はヤコブの気持ちをすべて分かっておられました。そこは人里離れた所ではありましたが、神が共におられることを知ったヤコブには「聖なる神の家、天の門」となり、恵みと喜びがあふれる場所となりました。
神との出会い、神の約束の言葉、神が共におられることを知る信仰は苦しい状況を変えます。どこへ行っても神がおられると信じ、どこへ行ってもそこが神の恵みを受ける場所となりますように願っております。