おはようございます。仙台教会の風間義信です。
今日は3月11日、あの東日本大震災からちょうど6年となりました。取り戻すことのできない、失われたもの、今なお拭いきれない悲しい思い、とても6年では埋めることはできません。いや、何年たったからもう大丈夫なんてことはとても言えません。それでも、なお揺れ動く私たちに、聖書は「いつもあなたがたと共にいる」と語りかけています。それは今から2千年ほど前、十字架にかかり、復活されたイエス・キリストの言葉です。
この「いつも」は、本当に「いつも」です。私が弱っている時も、こちらからは願っていなくても、イエス・キリストはいつも共におられるというのが聖書の約束です。私たちには今日も生かされている命が与えられています。これは当たり前のことではありません。そこには命を支えてくださっている方が共におられるからこそ、生かされている一日一日があります。
このことに目を向けて感謝できるということは、何と喜ばしいことでしょうか。あなたの毎日の生活の中で、あなたと共におられるイエス・キリストに思いを寄せる時が与えられますように祈っています。
「わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたと共にいる。」(マタイによる福音書28:20)