ご機嫌いかがですか。宇都宮教会代理牧師の豊川修司です。
人間の心には、善い事と悪いことを判断する良心と言われるものがあります。インターネットやテレビ、ラジオでは毎日、毎日沢山の事件を報道していますが、その一つ一つの事件は、起こした人の良心が麻痺しているかもしれません。
なぜ、悪いことをしてしまうのでしょうか。
実は、わたしたちの心の中には善いことを選ぶ心と悪いことを選ぶ心があって、この二つがあたかも綱引きをしているように見えるのです。
聖書はこの様子を大変面白く表現しています。ローマの信徒への手紙7章15節には「わたしは、自分のしていることが分かりません。自分が望むことは実行せず、かえって憎んでいることをするからです。」と語っています。また、20節には「もし、わたしが望まないことをしているとすれば、それをしているのは、もはやわたしではなく、わたしの中に住んでいる罪なのです。」と書いています。
実は事件を起こすような悪を行ってしまうのは、わたしたちの心に潜むサタンの誘惑があるからです。サタンはいつも心に囁きかけて、悪い方向へと引きずり下ろします。これが罪と言われるものです。
この罪を取り除くためには、主イエス・キリストを知る他に方法はありません。是非、キリストの下へ、教会をお尋ねください。