ひたちなか教会の小宮山裕一です。今日は日曜日です。教会に行かれる方も、行くことができない方も、神様からの祝福をお祈りします。
私たちは、聖書を神の言葉として重んじています。神の言葉は、慰め深く、私たちに神様からの祝福、キリストの救いを教えてくれるものです。
パウロは、神の言葉についてこのような言葉を残しています。
「この福音のためにわたしは苦しみを受け、ついに犯罪人のように鎖につながれています。しかし、神の言葉はつながれていません。」(第二テモテ2章9節)
この時のパウロは牢獄にいます。当時のローマ帝国によって捕まっているのです。その中で、神の言葉のことを思い起こしながら、神の言葉はつながれていないと高らかに宣言します。パウロが牢獄にいたとしても、パウロが語った神の言葉は、牢獄の外で働いており、力強くキリストを証しているのです。
神の言葉は、私たちの思いを超えて遙かに力強いものです。教会で語られるからといって、教会の中に留まるものではないのです。御言葉を聞いた一人一人に豊かに宿り、それぞれの生活で輝き、この地上にあって力強く前進します。
それが御言葉の力です。神の息吹に満ちたこの言葉には、命があります。ダイナミックに動き、聞く者に命を与えるのです。スケールの大きなものなのです。
この御言葉の力に信頼しつつ、一週間の歩みを守りましょう。