あさのことば 2016年11月7日(月)放送    あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

小峯明(船橋高根教会牧師)

小峯明(船橋高根教会牧師)

メッセージ: 幸いへの招き 罪の赦し

 いかがお過ごしですか。船橋高根教会の牧師の小峯明です。
 わたしたちは、心穏やかな時は健やかに過ごせますが、妻や子どもたちと喧嘩をしたり、いさかいがありますと、互いに平安を失ってしまいます。早く謝れば解決がつくかも知れませんが、なかなかこちらから頭を下げることができません。そして、家庭に冷やかな対立が生まれてしまいます。

 このようなことは、職場や友人たちとの間にも起こるかも知れません。わたしたちは、妬むこともありますし、些細なことで腹を立てることもあります。
 そのような時に、仲直りができれば再び平安が戻って来るでしょう。しかし、簡単ではありません。なぜなら、自分は悪くはないと、思いがちだからです。そのままですと、胃が痛くなったり、相手の顔もまともに見れなくなったり、またそのことを思いだすと夜も眠れなくなるかも知れません。心の乱れは、わたしたちの体調にまで影響します。そして体も重くなってしまいます。

 そうなる前に、まず問題を神様に告白してみましょう。平安を与えてくださいと祈りましょう。そして自分の心を整理してみましょう。そうすると自分にも反省すべき点が見えてくるでしょう。
 自分の罪の問題です。人と人との破れは、神様に対する罪でもあります。ですから、神様に自分の反省点を告白して、赦しを願いましょう。主は砕かれた魂を受け入れてくださいます。

 神様に自分の問題を告白すれば、赦しをあたえられます。罪赦された者は、平安を与えられます。神様との関係を回復すれば、隣人との問題にも光が指すはずです。背きを赦され、罪を覆っていただいた者は、幸いな者と呼ばれます。再び、平安を回復するからです。

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