ご機嫌いかがですか、千葉県八千代市にあります勝田台教会の牧師をしております坂井孝宏と申します。
旧約聖書のエレミヤ書の17章の7節に、こういう言葉があります。
「祝福されよ、主に信頼する人は。主がその人のよりどころとなられる。」
主がその人のよりどころとなられる…というのは、とてもいい翻訳だなあと思います。もう他の何かをよりどころとしなくていいよ、と。何も持っていなくてもいいよ。わたしがあなたのよりどころとなるから…って神様が言って下さっている。わたしによりかかりなさい。わたしが背負っていこうと、主なる神様が招いていてくださるようです。
今、ご自分でご自分のことを、一生懸命支えようとしておられる方がいらっしゃるかもしれません。揺るぎない「自信」というものがほしくて、毎日必死でがんばっている方もいらっしゃるかもしれません。それは、決して悪いことじゃないですね。そういう努力っていうことは、とても大切なことだと思います。
でも、覚えていて頂きたいなと思う。そういう「自信」を私に与えて下さるのも、神様なのだということです。がんばる力を与えてくださるのは神様です。何度悔し涙を流しても、神様が、立ち上がる力を与えてくださいます。「自信」なんていうのは、やすやすと揺らぎますけれども、でも、その揺らいでしまう私たちまでも、まるごと抱きとめていてくださる神様がいます。私たちは、この方に生かされているのです…。 「祝福されよ、主に信頼する人は。主がその人のよりどころとなられる。」