いかがお過ごしですか。新浦安教会の芦田高之です。
今から2500年ほど前、ネヘミヤというイスラエル人が、イスラエルから遠く離れたバビロンという国で生きていました。ネヘミヤのお父さん、お爺さん、そのまたお爺さんの時代から、イスラエル民族は、神様に背いて生きていました。その結果、イスラエル民族は、神様によって、遠くバビロンの国に追いやられてしまいました。
ネヘミヤは、自分たちの先祖が神様に背いたことを、神様に告白し、自分たちが故郷イスラエルに帰ることができるようにと、天の神に祈りました。そのために、自分が今仕えている、バビロンの王様が、自分に長い休暇を与えてくれるように、バビロンの王の心に働きかけてください、と、具体的に神様に祈りました。
そして、ついに、自分の思いをバビロンの王に告げる時がやってきました。
そのとき、バビロンの王と話しながら、心の中で、天の神様に祈りながら、自分の願いをバビロン王に伝えました。自分の願いを天の神様が聞いてくださいますように、と、祈りつつネヘミヤはバビロン王に話をしていたのです。
人と話をしていても、どこにいても、天の神様に心の中で祈りながら生きる。ネヘミヤはそうやって生きていました。
あなたも今日、まわりの方々と話すとき、心の中で神様に祈りながら話してみてください。
天の神様、私がこの方に相応しい言葉を語ることができますように。この方が私の言葉によって傷つくことがありませんようにと。心の中の祈りを、神様は聞いていてくださっています。そして私たちの人間関係をも祝福してくださいます。