いかがお過ごしですか。新浦安教会の芦田高之です。
今日、あなたはどんなお気持ちの中で過ごしておられるでしょうか。お天気はいいのに、心はあまり晴れやかでないかもしれませんね。そんなあなたと一緒に、聖書の言葉に耳を傾けてみたいと思います。
今から2500年くらい前の人です。ネヘミヤと言う人がいました。この人は、イスラエルの人でしたが、遠いバビロンという大きな国で生まれ育ちました。故郷イスラエルから遠く離れていましたが、イスラエルの人々が信じる神様に、いつも祈りながら過ごしていました。
そのネヘミヤの祈りをご紹介します。
ネヘミヤ記1章です。「おお、天にいます神、主よ、偉大にして畏るべき神よ、主を愛し、主の戒めを守る者に対しては、契約を守り、慈しみを注いでくださる神よ。耳を傾け、目を開き、あなたの僕の祈りをお聞きください。」
このように天地の造り主であられる神様に祈っています。祈る時、「天にいます神」と呼びかけています。「天」と言うととても遠いところを想像されるかもしれません。でも、けっして、物理的にものすごく遠い所、というのではありません。今私たちが住んでいるこの地上をも大きく包んでいる、神様が住んでおられる領域。それを天、と呼んでいます。
ですから私たちに限りなく近い所、それが天です。
その天にお住いの神様は、偉大な方です。私たちの想像をはるかに超えて、大いなる方です。その方に向かってあなたも呼びかけてみてください。「天にいらっしゃる偉大な神様」と。