ひたちなか教会の小宮山裕一です。聖書のお話をこれからします。どうぞ一時、耳を傾けてくださればと思います。
私は教会の牧師をしております。牧師にとって一番忙しいのは、なんといっても日曜日です。日曜日には礼拝といって、聖書を読んだり讃美歌を歌う一時を持っています。日曜日は、教会がもっともにぎやかな時です。
今日は水曜日ですが、水曜日にも集会をもつ教会が多くあります。水曜日の集まりは、祈祷会とか、祈り会と呼んでいます。読んで字のごとく、お祈りをする会です。そうはいっても、ただお祈りをするだけではなくて、聖書を読んだ後にお祈りをする教会が多いようです。
日曜日に礼拝で神様のことを覚えても、様々な忙しさの中にあってついつい心が落ち込んでしまうこともあります。そのような私たちの心をもう一度整えるために、祈祷会はとても大切です。週の半分が終わったところで、一呼吸、といったところでしょうか。
祈祷会の多くは夜か午前中に行われています。家事を終えてくる方や、仕事終わりの方がほとんどです。教会に集い、祈る。そして集まってくる人々と談笑をする。本当に心安まるひとときです。
聖書は、「 絶えず祈りなさい」(1テサロニケ5:17)と語ります。祈ることは、神様とお話する時です。偉大で、大きな神の愛に包まれる時でもあります。皆様も、お近くの教会の祈祷会にどうぞお集まりください。