ひたちなか教会の小宮山裕一です。今日は日曜日です。礼拝に参加する方も、参加されない方も、神様からの祝福が、豊かにありますように。
イエス・キリストは弟子達と一緒に旅をしました。あるとき、主イエスが弟子たちと一緒に舟に乗り込みました。しばらくすると、湖は激しい嵐に見舞われます。慌てふためく弟子たち。
ところが、主イエスは嵐を気にもしないで、舟で寝ていました。弟子たちに起こされた主イエスが嵐をお叱りになると、なんと嵐が収まったのです。その姿をみて人々は驚きました。このお方はどのようなお方なのだろう、と。
このお話を、教会は長い間、舟を教会、舟に乗っている弟子たちを教会に集う人々だと理解してきました。確かに教会は、時に大きく揺れ、人々は怖がります。主イエスがこの舟に乗っていてくださるのに、そのことを忘れてしまいます。そのような弟子たちを主イエスは見捨てることなく、守り、導いてくださっている。これが、教会と教会の頭であるイエス・キリストの関係です。
私たちの人生においても、嵐だと思えるような時があるかもしれません。しかし、嵐の時こそ、この私の乗っている舟に、イエス・キリストがおられる。その点に気付くのではないでしょうか。
私たちの舟の船長はだれでしょうか。私の主はだれでしょうか。イエス・キリストこそ、私たちの人生の船長なのです。