ごきげんいかがですか。綱島教会の川杉安美です。
インターネットで調べものをしていたときのことです。ある人が幾つかの宗教を調べて、次のようなことをホームページで紹介していました。
「それぞれの宗教が提供するといっている”救い”の内容はずいぶん異なっている。来世の救いの教えのないものは原始仏教。来世の救いの教えのあるものは大乗仏教とイスラム教。あるような無いようなのが神道。大乗仏教の古いところでは女性の来世の救いはないとされ、イスラムの来世はあまりに男中心である。」
この人はこの人なりに調べて、そう結論を持ったようです。それぞれの宗教の方が読まれると、反論や言い分があるかもしれません。いずれにしても、例外があったとしても宗教というものは、死の問題や死後の問題に何らかの解答を出しているのではないでしょうか。
キリスト教の聖書では、イエス・キリストは十字架の死から3日後に復活したと教えます。それはあまりにも特別な奇跡だったので、当初からそれを否定したり反論したりする考えがありました。特にキリスト教に敵対するグループは、遺体を探し出そうとしたり、弟子たちのでっち上げだと主張したり、あるいは目撃者をお金で買収してごまかしたり、何とか否定しようとしました。しかし、それは成功しませんでした。むしろ復活したイエス・キリストに出会った弟子たちが、それこそ死をも恐れずキリスト教を伝え始めたのです。
実際に死を経験し、死の世界に行き、そして再び戻って来たイエス様が教える、死後の世界のことや救いは、確かなことなのではないでしょうか。