ごきげんいかがですか。綱島教会の川杉安美です。
旧約聖書を読みますと、神様が実にいきいきとご自身の民たちに語りかけてきたことが分かります。特に預言者を通して、人々に様々なことを教えました。あるいはモーセなどには、神様は直接声をかけることもありました。そんなことをみますと、私たちにもそのように声をかけてくださらないものかと思ってしまうことがあります。
しかし、新約聖書ヘブライ人への手紙1章1-2節に次のようなことが記されています。《神は、かつて預言者たちによって、多くのかたちで、また多くのしかたで先祖たちに語られたが、この終わりの時代には、御子によってわたしたちに語られました》。昔は確かに、神様は、預言者を通して、幻とか直接語るとか多くの形で語られたのです。しかし、この終わりの時代、つまり今の時代のことですが、この時代には御子イエス・キリストによって、わたしたちに語られたというのです。イエス・キリストが語ったこと、教えたこと、そして行ったこと、そのことを通して、神様が語っておられるというのです。
それが、今日における神様のやり方です。
ですから、イエス・キリストの教えや行いを知っていく、ということを抜きにして、神様が分からないとか、神様は私に語ってくださらないとか言っても、それは駄目なのです。
聖書を通してイエス・キリストを知っていく、そのようにすればするほど、神様が分かってきます。むしろ神様の方がイエス・キリストを通して語りかけ続けているのです。
神様の周波数に、こちらの心を合わせましょう。神様はあなたに語っているのです。