ご機嫌いかがですか。所沢ニューライフ教会の玉井宣行です。
わたしたちは様々な約束に囲まれて生きています。そして、このような約束はあっという間に破られてしまうことを、しばしば経験します。しかし、人を大切な存在として造られた神様の、人に対する約束はどうでしょうか。
聖書にはアブラハムという人物が登場します。ある日、神様はアブラハムに言いました。「あなたは生まれ故郷、父の家を離れて、わたしが示す地に行きなさい。」アブラハムは、行き先を知りませんでしたが、神様の約束を信じて旅立ったのでした。
この約束は「あなたの子孫を増やす」というもう一つの約束とセットでした。アブラハムが神様から約束を与えられたのは、彼が75歳の時でした。しかし、その時彼には子供がいませんでした。「神様の約束はいつ実現するのだろうか?」。彼は実に25年という歳月を待ち続けることになったのです。そして彼が100歳、奥さんが90歳の時、その約束が実現したのでした。
アブラハムは忍耐しながら、約束が実現することを信じて待ち続けたのでした。
神様の約束を信じて歩むとき、その約束は決して破られることがないことを知るのです。神様が大切なあなたと共に歩いてくださることもまた、変わらない約束です。この約束を信じて平和な一日をお過ごしください。