ご機嫌如何ですか。所沢ニューライフ教会の玉井宣行です。
わたしたちの住む世界は人口が増え、繁栄しているように見えます。しかし、このような繁栄は今の時代だけのものではありませんでした。
聖書にはノアという人物が登場します。彼は神様が人を造られたことを信じていました。しかし多くの人々は、神様の存在を信じることなく、自分だけが幸せになることを求めていたのです。ノアの時代には家族や友人を大切にしない人々がたくさんいたのです。
神様はノアに大きな箱型の舟を作るように命じられました。そして、神様を信じる家族と一つがいずつの動物を舟の中に集めるように命じられました。ノアの家族と動物たちが舟に入った後、40日間雨が降り続いたのです。神様を信じたノアの家族と動物たちは大洪水を免れて、救い出されたのでした。
人は神様によって造られ、神様が造られた家族や友人を大切に思う心が与えられています。しかし、わたしたちには、この反対の心、家族や友人を憎む心があるのです。
神様はノアの物語を通して、人が人を大切に思う心を取り戻すように、聖書を通して語りかけています。洪水がおさまり、舟を出たノアの家族に神様が示されたものは、虹でした。人と神様を結ぶ虹、人と人とを結ぶ虹、この虹がわたしたちの関係の大切さを象徴しています。