ごきげんいかがですか。東川口教会の櫻井良一です。
神さまは、私たちに聖書で約束してくださっている祝福を与えるために、この地上に救い主イエスを遣わしてくださいました。ですから、このイエスをキリスト、つまり救い主として信じる者は誰でも救いを受けることができますし、その人は祝福された人生を歩むことができるのです。
ところが、イエスが活動された当時のユダヤ人の一部は、このイエスを救い主として受け入れることができませんでした。だから彼らは結局、自分の力で神さまの祝福を得ようとしたのです。そのために、彼らは神さまが与えてくださった掟を熱心に守ることにすべての関心と努力を注いだのです。
ところが、神様の掟を人間が完全に守ることは不可能です。なぜなら罪を犯した人間は、誰も神様の掟を守る力を持っていないからです。だからユダヤ人たちは、その掟を完全に守ることができないのに、あたかも自分はそれを完全に守っているかのように演じて見せたのです。
そこでイエスはこのような人々を「偽善者」と呼び、激しく批判されました。なぜなら神さまからの祝福は自分の力で得られるものではなく、イエスを救い主として信じる人にだけ与えられるものだからです。
聖書の言葉
「なぜなら、わたしたちは、人が義とされるのは律法の行いによるのではなく、信仰によると考えるからです。」
ローマの信徒への手紙3章28節