いかがお過ごしでしょうか。東京恩寵教会協力牧師の千ヶ崎基です。今日も神様の御言葉に聞きたいと思います。
イエス様は、十字架で死なれた後に墓に葬られました。人は必ず死を迎えますが、神が人となられたイエス様も、その死の中に置かれました。
イエス様を慕っていた婦人たちは、イエス様の遺体を更に丁重に飾るために、再び墓へと向かいました。彼女たちは、道すがら、墓の入り口を塞いでいる石をどかしてくれる人がいるだろうか、と話し合っていました。それほどに、イエス様の生涯が死をもって終了したと信じて疑わないのです。
ところが墓に来てみると、イエス様の遺体は無くなっていまして、墓の中は空っぽだったのです。
そこに若者の姿に見える天使が現れ、イエス様が復活されたと婦人たちに伝えました。
イエス様の人生は、十字架の死、墓への葬りで終わったのではありません。復活されたのです。
イエス様は復活して今も生きておられます。
死の悩みも乗り越えた御方。死の力にも打ち勝った御方。その今も生きている御方こそ、神であるイエス様です。
だからもう、このイエス様を神の子と信じる人に絶望などありません。これから私たちが経験する死についても打ち勝っておられる御方、神であるイエス様が、私たちに寄り添って下さるからです。
このイエス様にこそ、生きる時も死ぬ時も揺るがぬ希望を見出せるのです。