ご機嫌いかがですか。宇都宮教会代理牧師の豊川修司です。今日は人間の心についてのお話しです。
人間は神様によって、悪を犯すことのない正しい人間に造られました。けれども、神様の約束を破り、心に罪という悪を持ってしまいました。罪と呼ばれるこの悪は、自己中心であり、時には人の体を傷つけたり、苦しめたりします。罪とはいったいどのような内容でしょうか。
聖書はローマの信徒への手紙1章29節から31節で、罪の内容を具体的に掲げています。
「あらゆる不義、悪、むさぼり、悪意に満ち、ねたみ、殺意、不和、欺き、邪念にあふれ、陰口を言い、人をそしり、神を憎み、人を侮り、高慢であり、大言を吐き、悪事をたくらみ、親に逆らい、無知、不誠実、無情、無慈悲です。」
これらの悪は、たとえ意識をしなくても、だれもが経験してきたことです。それは、わたしたち人間の心に持っているものです。ですから、聖書は「正しい者はいない。一人もいない」と語るのです。
しかし、罪を持っていない方がおられます。その方は神の独り子である主イエス・キリストだけです。
主イエスは罪がないにもかかわらず、罪ある私たちに代わって、十字架の死を通してわたしたちの罪を赦してくださったのです。何と大きな愛でしょうか。
主イエスを通して、神様との交わりを再び始めましょう。