豊川修司（宇都宮教会代理牧師）

メッセージ： 神様の約束を破った人間

　ご機嫌いかがですか。宇都宮教会代理牧師の豊川修司です。今日は人間の心についてのお話しです。
　神様が造られた人間の心は、神様をイメージしたよきものに造られました。そこで、神様は人間の心を試すために、有名な約束を与えます。

　その約束は創世記2章16節、17節に次のように語られています。「主なる神は人に命じて言われた。『園のすべての木から取って食べなさい。ただし、善悪の知識の木からは、決して食べてはならない。食べると必ず死んでしまう』」という約束です。
　
　人間は神様との約束を守っている間は自由で、平和です。しかし、約束を破れば一転して「死」という刑罰が与えられるのです。果たして最初の人間、アダムとエバはこの約束を守ったのでしょうか。残念ながら、彼らは蛇と言われるサタンにそそのかされて、エデンの園の中央にある善悪の知識の木の実を食べてしまったのです。
　人間は心の中で、約束を守るという判断を選ばないで、約束を破るという身勝手な悪い判断をしてしまったのです。

　わたしたちの心には善いことを行う性質はありますが、神様の約束を完全に守る人はいないのです。聖書はこれを「罪」と呼んでいます。人間の心には神様の約束を守り得ない罪があることを認める必要があります。
　どうか罪を取り除くために、御言葉に耳を傾けましょう。

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