おはようございます。ひたちなか市にありますひたちなか教会の牧師、小宮山裕一です。
気分が優れない時。落ち込んだとき。皆様は部屋に閉じこもってしまいたいと思ったことはないでしょうか。人と会うのが怖い。そのように思うことはないでしょうか。
イエス・キリストには、何人かの弟子がいましたが、弟子たちはイエスが十字架にかけられた後、人々の目を隠れるようにして部屋に閉じこもりました。警察に捕まる可能性があったからです。しかしながらそれ以上に、敬愛していた先生が捕まり、十字架にかかって死んでしまった。そのことに気が動転して、部屋に閉じこもってしまったのかもしれません。
ところが、そのように弟子たちが部屋に入っている時に、イエス・キリストは急に部屋の中に入り、彼らにこういったのです。「あなたがたに平和があるように」と(ヨハネ20:19)。
平和とは、おだやかで平らに整えられている様です。弟子たちの心は荒れ果て、疲れ切っていたでしょう。平らとはほど遠い状態でした。そのような弟子たちに対して、イエスは言われたのです。平和があるように、と。
平和とは、神様があたえてくださる安心です。様々な怯えや恐怖から解放する新しい力です。
イエスは、私たちに平和があるようにと語りかけてくださっています。平和があるように、というイエスの言葉に応えていきましょう。