おはようございます。ひたちなか市にありますひたちなか教会の牧師、小宮山裕一です。
今朝は日曜日です。教会の礼拝に集われるという方もおられるでしょう。各教会の礼拝が祝福されますようにお祈りします。
旧約聖書の詩編には、主なる神様が王様であるという告白が至る所に登場します。たとえば、97編にはこのような言葉があります。
主こそ王。全地よ、喜び躍れ。多くの島々よ、喜び祝え。(詩編97:1)
現代の日本で生きる私達は、王様という存在を身近に感じることはありません。しかし、昔の王様はそれこそあらゆる権力が集中していました。そうした人の王様よりも、より偉大で全地が喜ぶほどのすばらしさを持っておられるのが、主なる神様なのです。
偉大なる神様を、私たちは王様として認めるわけですが、このお方は私達と遠く離れているわけではありません。私たちに、父よ、と親しく語りかけることをお許しになってくださるお方でもあるのです。王様であると同時に、親しいお方なのです。
この主なる神様を、私たちは信じ、毎週礼拝しています。礼拝することを通して、このお方がこの世界の王であり、私たちの王であり、自分自身の王であることを覚えます。そして、この素晴らしき王様に導かれて、日曜日から始まる一週間を過ごすのです。
王なる神様の導きが豊かにありますように。そして一人でも多くの方が、このお方を自らの王とすることができますように。