いかがお過ごしでいらっしゃいますか。江古田教会の浅野正紀です。今日も聖書の言葉に共に耳を傾けましょう。
聖書が教えているとても大切なことは、神さまがこの世界を造り治めておられるということです。ですから、私たちは、最終的には、すべて神さまにお任せすることができます。
もちろん、このことは、決して私たちが何も考えないで、決断することをやめてしまうということではありません。私たちは、この世界を造った神さまに信頼しつつ人生を歩み、どんなことも決断していくことができます。
そして、物事が上手く進んでいく時は、すべてを導いてくださった神さまに感謝することができます。神さまがすべてを動かしておられるからです。
また、物事が思うように進んでいかない時は、忍耐を持って冷静に対応することができます。それは、物事が思うようにいかないことの中にも、神さまが伝えようとしておられる大切なことがあるからです。
使徒パウロは、ローマの信徒への手紙5章3節から5節で、こう記しています。「そればかりでなく、苦難をも誇りとします。わたしたちは知っているのです。苦難は忍耐を、忍耐は練達を、練達は希望を生むということを。希望はわたしたちを欺くことがありません。わたしたちに与えられた聖霊によって、神の愛がわたしたちの心に注がれているからです」。