いかがお過ごしでいらっしゃいますか。江古田教会の浅野正紀です。今日も聖書の言葉に共に耳を傾けましょう。
聖書が教えているとても大切なことは、神さまがこの世界を造り治めておられるということです。神さまは、本来、この世界を極めて良いものに造られました。このことは、私たちも本来、神さまにとって、極めて良い存在であることを意味しています。
神さまは、この世界を私たちが生きていくことができるように整えてくださいました。少し大胆な言い方をしてしまえば、この世界は、私たちが喜んで生きていくことができるために造られたということです。この世界は、本来、私たちが喜んで生きていくための舞台です。
ただし人間は、罪に堕落したことによって、この世界と私自身が極めて良い存在であることがわからなくなってしまいました。そのため私たちは、生きていくための様々な不安や悩みに支配され、本当の喜びがわからなくなってしまうこともあります。
主イエスは、マタイによる福音書6章25節から26節でこう言われました。
「だから、言っておく。自分の命のことで何を食べようか何を飲もうかと、また自分の体のことで何を着ようかと思い悩むな。命は食べ物よりも大切であり、体は衣服よりも大切ではないか。空の鳥をよく見なさい。種も蒔かず、刈り入れもせず、倉に納めもしない。だが、あなたがたの天の父は鳥を養ってくださる。あなたがたは、鳥よりも価値あるものではないか」。