いかがお過ごしでいらっしゃいますか。江古田教会の浅野正紀です。今日も、聖書の言葉に共に耳を傾けましょう。
聖書が教えているとても大切なことは、神さまがこの世界を造り治めておられるということです。神さまは、この世界をご自身にとって意味あるものに造られました。そして、ご自身が造られたこの世界を、力強い御手を持って今も動かしておられます。
ですから私たちは、どんなことも最終的には、神さまにお任せすることができます。この世界で起こること、私たちの人生に起こることのすべてを、私たちが完全に理解し、納得することはできません。人生において、私たちの目から見るとよくわからないことが起こります。
しかし、この世界を造り治めておられる神さまは、私たちが理解できないことであっても、すべてを理解しておられます。そして神さまは、私たちの目から見ると、苦しいとしか思えないことでも、すべてを益に変えてくださいます。ですから私たちは、起こることすべてを自分では受け入れることができなくても、すべてを益に変えてくださる神さまに安心して、お任せすることができます。
使徒パウロは、ローマの信徒への手紙8章28節で、こう記しています。「神を愛する者たち、つまり、御計画に従って召された者たちには、万事が益となるように共に働くということを、わたしたちは知っています」。