いかがお過ごしでいらっしゃいますか。江古田教会の浅野正紀です。今日も、聖書の言葉に共に耳を傾けましょう。
聖書が教えているとても大切なことは、神さまがこの世界を造り治めておられるということです。
創世記1章31節には、神さまが創造された世界を見た時のことが記されています。
「神はお造りになったすべてのものを御覧になった。見よ、それは極めて良かった」。
神さまの造られたこの世界は、神さまの目から見て極めて良いものでした。「極めて」ですから、これ以上ないくらいすばらしいものだということです。神さまが造ったこの世界の中には、当然、私たち一人一人も含まれます。
ですから、神さまは、私たち一人一人のことも極めて良いものとして造ってくださいました。ですから、神さまは、私たちのことをとても喜んでくださいます。
私たちが神さまに何かしたから、その見返りとして喜んでくださるわけではありません。神さまは、私たちのことを愛しておられます。
人間の生きる目的は、この造り主である神さまを賛美し、神さまのために、生きていくことでした。
ところが、人間が罪に堕落したために、神さまをたたえるためではなく、自分の思いを達成させることを第一の目的として生きるようになってしまいました。
罪は、私たち一人一人を含むこの世界が、神さまの目から見て極めて良いものであることをわからなくさせてしまいました。