いかがお過ごしでいらっしゃいますか。今週一週間、番組を担当させていただきます、東京都中野区にあります、江古田教会の浅野正紀です。一週間、どうぞ宜しくお願いいたします。
聖書が教えているとても大切なことは、神さまがこの世界を造り治めておられるということです。
聖書の最初の書物であります創世記1章1節には、こう記されています。
「初めに、神は天地を創造された」。
天地とは、広大な宇宙のことであり、その中にある地球、地球にいる私たち一人一人のことです。神さまが天地を造ったとは、この世界で起こるどんな出来事もすべてが神さまの支配の中にあるということです。
この世界は、神さまの創造によって、始められました。見えるものも見えないものも、この世界に神さまの支配がおよばないところは一つもありません。ですから、この世界で起こるどんな出来事も、また、どんなものも、神さまのように絶対化することはできません。
私たちの目から見て、太陽や夜空に輝く星がどんなにすばらしくても、また、この地上で起こる自然現象がどんなに恐ろしいものであったとしても、神さまのように拝む必要はありません。私たちは、自然を造り治めておられる神さまに目を向ける必要があります。
どんなにすばらしい人間がいたとしても、その人を神さまのように崇める必要もありません。私たちをこの地上に生まれさせ、様々な出会いを与えてくださる神さまに感謝しましょう。