いかがお過ごしでしょうか?埼玉県羽生市にある羽生栄光教会の村田寿和です。
今週は、イエス・キリストの苦しみと十字架の死を覚える受難週です。
イエス・キリストは、ローマの総督ポンテオ・ピラトによって裁かれ、十字架の刑に処せられました。イエス・キリストを、ローマの総督ポンテオ・ピラトに訴えたのは、ユダヤの指導者たちでした。ユダヤの指導者たちは、イエス様を、神を冒涜する者として罪に定め、ローマの総督ポンテオ・ピラトの手に引き渡したのです。
そのユダヤの指導者たちとイエス様とのやりとりが、聖書の中に、次のように記されています(マタイ26:63-66)。
イエスは黙り続けておられた。大祭司は言った。「生ける神に誓って我々に答えよ。お前は神の子、メシアなのか。」イエスは言われた。「それは、あなたが言ったことです。しかし、わたしは言っておく。 あなたたちはやがて、人の子が全能の神の右に座り、天の雲に乗って来るのを見る。」
そこで、大祭司は服を引き裂きながら言った。「神を冒涜した。これでもまだ証人が必要だろうか。諸君は今、冒涜の言葉を聞いた。どう思うか。」人々は、「死刑にすべきだ」と答えた。
このようにイエス様は、ユダヤ人の指導者たちによって、神を冒涜する者として死刑を言い渡されました。しかし神様は、そのイエス様を、死から3日目に復活させられ、イエス様が、神の御子、メシア、救い主であるということを、証明なされたのです。