おはようございます。ひたちなか市足崎にあります、ひたちなか教会の小宮山裕一です。
今日はひととき、聖書の言葉に耳を傾けましょう。
ある人がイエス・キリストにこのように尋ねました。「先生、律法の中でどの掟が最も重要でしょうか」。この質問は、聖書にはいろいろなことが書かれていますが、何が中心でしょうかという問いです。
その時、イエスはこのようにお答えになられました。
イエスは言われた。「『心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くして、あなたの神である主を愛しなさい。』」(マタイ22:37)
主を愛しなさい。主とはこの世界を造られ、歴史を支配なさる神様のことです。この御方を愛するということ。それが、聖書の教えです。
私たちが神様を愛するために、まず大切なのは神様が私たちのことを愛してくださっているということに気づくことです。この神様からの愛がなければ、私たちは神様を愛することはできませんし、キリストがお語りになった言葉を理解することはできないのです。
神様が、まず私たちのことを愛してくださっている。そのことの確かな証拠。それはイエス・キリストがこの地上に来てくださり、この御方が十字架についてくださったということです。神様は私たちへの愛の故に、神であるキリストを十字架につけるという仕方で愛を示されました。
新約聖書の別のところには、このようにしるされております。
「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。」(ヨハネ3:16)
神を信じて、神を愛すること。そこに、私たちの永遠の命があるのです。