あさのことば 2016年3月3日(木)放送    あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

坂井孝宏(勝田台教会牧師)

坂井孝宏(勝田台教会牧師)

メッセージ: 神様に罪を犯すってどういうこと?

 ご機嫌いかがですか。千葉県八千代市にあります勝田台教会の牧師をしております坂井孝宏と申します。
 先日、私たちの教会の青年たちの学びの会で、「神様に罪を犯す」ということを自分の言葉でとらえなおしてみる、というそういう課題がありました。神さまに罪を犯すってどういうことか。
 一人の青年が、本当に一生懸命考えて言葉をつむいで、「それは自分のことでいっぱいになるということだと思います」と、話してくれました。

 自分がああしたいこうしたい。それがうまくいかないから苛立つ。そこでは神様のことなど考えてないんです。神様がどうしたいと思っておられるのかって考えない。自分のことばっかりで。それを邪魔する人を憎んで。大事にしなかったり、自分の利益のために人を利用していく。
 それが、神様に罪を犯すということだ。確かにそうでしょう。

 あるいはこんなことも。「自分を大切に愛さない、っていうことも罪ですね」と、そうやって答えてくれた方もいました。自分を馬鹿にする、どうしようもない人間だと傷つける。
 そういう風に自分を愛せない人は、他人をも愛せないのです。自分を傷つける人は他人をも傷つけます。

 でも、そうやって傷つけあう人々を見て、一番傷ついておられるのは神様なんですね。なぜなら、ひとりひとりが神さまの宝だから。宝物を傷つけられて一番悲しまれるのは神様です。
 神様に罪を犯すというのは、そういうことです。
 そこから心の向きを変えて、神を愛し、自分を愛し、隣人を愛する道へ入りなさいとイエス様は招いてくださいます。

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